ヒマラヤウールとは、ヒマラヤ在来のクンナ種とメリノ種を交配種させたハーシル・クロス種の羊毛のことです。ガルワールヒマラヤのドゥンダ村やバゴリ村に住むボティヤ族の女性たちが手紡ぎした毛糸で作られた特別なものです。羊毛を手作業できれいに洗います。その後、梳毛し、糸車で紡ぎ毛糸にします。手紡ぎウールで作られたショールやマフラーは、特に柔らかくて暖かいのが特徴です。毛糸はミロバランで手染めします。ミロバランの果実こそアーユルヴェーダの主要薬物であり、訶梨勒(かりろく)とも呼ばれ、日本では正倉院御物の一つです。薬師如来の右手には訶梨勒の枝が握られており、薬師如来の象徴とされています。ショールは、数世代前にこの村に移住してきたヒマーチャル・プラデーシュ州のキンナウル出身の織り手によって、シンプルな伝統的な織機で織られています。【素材】ヒマラヤウール100%【色】ミロバラン(ハリタキ or ハラダ)染 &茶葉染め【サイズ(実寸)】90cm×224cmぐらい(フリンジ含まず)<男女兼用>